
同人小説の作家になりたいけど、始め方が分からないし何を書いていいか分からないな。難しそうだな。
という方も多いのではないでしょうか?結論から、申し上げます。
愛があれば大丈夫です
皆さんは1度は「このキャラクターには幸せになってほしい」とか好きなアニメや漫画を見てて思ったことはないですか?それを、自分の中で膨らませていき、物語にしていけばいいんです。
今回は、同人小説の作家である私の体験談をもとに「同人小説を始めるにあたって」という事で書いていこうと思います。
これを見ていただければ「あ、こうすればいいんだ」と分かっていただけると思います。ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
この記事を読めば、初心者でも簡単に同人小説作家を始めることができます!
おけいちゃん
『はじめかたNavi』の運営者。関西の北の果てに住み着く男。さまざまなコトを始める時に役立つ情報を発信しています。体験談を踏まえた、リアルな記事をお届けすることを心がけています。ブログ運営の他にもYouTube運営も行っています。
猫手いぬ丸
オタクで相談や愚痴聞き、同人小説やシナリオ等を幅広くしている。ココナラでは愚痴聴き相談員・小説執筆代行などを行い、pixivでは同人小説作家として活動している。
初心者でもできる同人小説作家の始め方


同人小説作家を始めるための簡単な流れを紹介します!
- 必要なものを準備する
- 執筆の方法を学ぶ
- 小説を投稿するサイトを決める
これらの4つのポイントをメインに、同人小説作家の始め方を解説していきますね!
同人小説作家になるために準備するもの
では早速、準備していくものを紹介していこうと思います。
- パソコンまたはスマホ
- 原作や資料になるもの
- 投稿・掲載するサイト
- 目標
たったのこれだけでも充分に活動ができます。現に私はそこからスタートしました。
ということで、更に詳しく書いていこうと思います。
パソコンまたはスマホ
こちらはスマホ、パソコンが主になってくると思います。
後に書きますが、投稿サイトはスマホとパソコンどちらにも対応しておりますので「パソコンがないとできない」という事はありません。
ただ、私はパソコンで執筆することをおすすめしております。
理由としては「作業効率」が段違いだからです。
原作や資料になるもの
こちらに関しては好きなアニメや漫画を持っているだけでも可能です。
しかし、原作には登場しない事だったり辻褄が合わない事が出てこないようにその都度確認するなどの習慣があると読者も楽しめると思います。
投稿・掲載サイト
こちらは多くの作者を悩ませていた問題でした。昔はブログ等個人で活動していたのですが今は違います。
おすすめは、pixiv(ピクシブ)です。こちらの投稿サイトは同人小説、イラスト、漫画等沢山のクリエイターが集うサイトです。
こちらで自身の書いた小説を書いてみましょう。他にも、カクヨム等のサイトもございます。
しかし、私はここで活動すると良いかなと思います(理由は後ほど記載)
目標
こちらは「書いた後にどうするか」という目標がある方が自身のモチベーションにもなりますし、他のクリエイターさんと繋がりを持てると思います。
私は「コミケに出る!」という目標を持って活動し、合同誌の一部ですが自身が書いた同人小説が掲載されました。
このように、目標があれば楽しみはより一層増えていきます。
同人小説を執筆するコツ
「さ、準備はできた!でも、どう書けばいいんだ?」
そう思う人は多く、せっかくのチャンスを無駄にしているんですよね。
大丈夫です。簡単な事なんです。
妄想をメモに走り書きし、物語をパズルのように組み合わせて行けばいいんです。
例えばですが、「あのバトルアニメの〇話で亡くなった私の推しキャラは実は生きていた!」なんて妄想が頭の中で大きくなったとします。
そうなれば
- なぜ生きていたのか
- なぜ主人公たちに姿を見せなかったのか
- 目的は何か
等を順番にあてはめていくのです。
難しいとは思いますが、アニメや漫画等の流れを追いつつ書いていくと書きやすいですし、矛盾も少ないと思います。
でも、一番は「自分が納得できる、愛せる作品をつくる」という愛なので文法とか気にして書けないよりも、矛盾しててもいいので書ききることが一番良いと思います。
また、初心者で書きなれていない人は1000文字以内の短編等を書いていくと起承転結等の勉強にもなりますので試してみてください。
小説投稿サイトを決める
初心者におすすめの同人小説の投稿サイトは、「pixiv(ピクシブ)」です。
pixiv(ピクシブ)では、沢山のクリエイターが自身の作品を掲載しています。ということは、ここで色々なチャンスが待っているのも事実なのです。
「同じ作品が好き」「同じキャラクターが好き」等からの繋がりで絵師様と仲良くなりコラボ作品を生み出すことも夢ではありません。
また、「貴方が執筆した作品が大好き」と言ってもらう事も本当に夢ではないのです。事実、私が体験したことです。
また、pixiv(ピクシブ)には「閲覧数」等を確認できるダッシュボード機能があります。
自分の書いた作品がどんなに読まれたか、好きと言ってくれたか等の確認ができますのでモチベーションアップも見込めます。『同じ仲間がいる』これだけで本当に凄い力になります。
pixiv(ピクシブ)で小説を投稿する方法
先ほど、記述をしましたpixiv(ピクシブ)の登録から投稿方法まで簡単に解説していきたいと思います。


こちらがpixiv(ピクシブ)のトップページです。
最初は少し登録等もあるので大変ですが、ココを乗り切れれば作品は沢山の人に見てもらえますよ!頑張れ!登録が完了すれば、作品の投稿をしていきましょう!!
まず、右上にある「作品を投稿」を押していただき「小説」を押すと


このような画面が登場して執筆が可能です。
タイトル、物語を執筆していくのですが「これでいいのかな?」なんて不安になれば下書き保存もできますので安心してください。(自動保存ではないので注意)
また、プレビューもできますので「どんな感じだろう?」と客観的に見えます。
さあ、ここで執筆を完了させ下にスクロールすると


ハッシュタグの設定がでてきます。
こちらで自身の作品が「どの作品の二次創作なのか」「どんな内容なのか」「どんな人に見て欲しいのか」等の閲覧に関連することを設定できます。
逆に何も設定しないとほぼ読まれなくなりますので注意してください。
なので、最低でも「#(どの作品か)」「#二次創作」「#小説」等のハッシュタグは設定しておきましょう。
後々は色々な作品を見たり、見てくださった方がハッシュタグを設定する事を許可すれば自ずと広がっていきます。
次に下にスクロールすると


表現方法等を設定しなければなりません。こちらは必ずしないと公開されません。


記入を終えていくと、その作品の表紙を選べます。オリジナルで表紙もつくることができます!
また、その物語の簡単な概要を記入する箇所(キャプション)もあります。
こちらは「こんな作品だよ!」という読者に見つけて、読んでもらう重要な部分ですので力を入れて書いてみましょう。あとは投稿するだけ!
ここまでできた貴方はもう立派な同人作家です!やりましたね!
同人小説の作家の注意点


ここまでは執筆するにあたっての概要を大まかに書かせていただきました。しかし、重要なのは「二次創作」ということを念頭に置かなければいけない事です。
同人系は実はグレーな部分(公式が黙認している)もあるんですよね。
なので、「書いても大丈夫なのか」「どこまで書いていいのか」の確認は必ず行ってください。例えば、ある作品だと「R18は不可」と記載されているんです。
それは、その作品のイメージを守るためなのです。
これを破ると、原作ファンから意図せず嫌われる原因や訴訟等にも発展してしまう可能性もあります。なので、愛を持って執筆していきましょうね!
よくある質問
おわりに
本記事では、同人小説作家の始め方をご紹介させていただきました。
「何から始めていいか分からない」、「何を書いていいか分からない」と言った悩みをお持ちの方もこの記事を参考にしていただいて、初めの一歩を踏み出してみませんか?
この記事を見ていただきありがとうございます。貴方の頭の中にある物語が『形』となって世に出る力になれたなら幸いです。